筋トレは重量にこだわりすぎるな

筋トレを始めた頃は誰もが強さや筋肉に憧れることだと思います。使用重量が伸びれば筋肉も増え、筋肉が増えれば使用重量も伸びる。
実際に筋肉の断面図と筋力は比例する事は実証されてますので、初心者のうちはやればやるだけ成果がでるから楽しくて仕方ないでしょう。

しかし、このまま高重量でトレーニングしていく上で、特に若い男性に多いのですが重量が上がるにつれて可動域が狭くなり、スクワットやベンチプレス等全ての種目がトップサイドになりがちになります。

しまいにはコントロールできない重量になりバランスを崩して転倒になることがよくあります。これは日本だけではなく海外の動画でもたまに見る事がありますね。

私も経験があるので気持ちはよくわかりますが、筋肉への刺激は確実に弱くなっているし、一歩間違えば周りの人にも怪我をさせかねないので、正しいフォームで地道に重量を伸ばしていくのが強くなる近道になります。

筋力を追及するパワーリフティングと筋量を追及するボディビルでも「正しいフォーム」が違ってきます。まずパワーリフティングのベンチプレで説明すると胸を張り、肩を下げながら肩甲骨を寄せる。背中にアーチを作ると少しディクライン気味になります。

このフォームが肩関節に負担が少なく上げやすいフォームになります。ただ目的が筋量を増やす事だと大胸筋の刺激は少し弱くなります。

大胸筋の筋量を増やす事が目的のベンチプレスは肩関節を守る程度に寄せてなるべく腕(上腕三頭筋)の力を使わずに大胸筋だけで受けるようにします。

肩甲骨を寄せないで過度にバーを下ろしてしまうと肩関節が過伸展して痛めやすくなりますので肩甲骨を寄せるか、または胸にバーが触れる手前で切り返す。もしくは肩関節の柔軟性は人それぞれなので自分に合った可動域で行うことをお勧めします。

トップポジションでは肘をロックせず少し曲がった状態にする。そうすることによってターゲットの大胸筋に強い負荷がかかります。この方法で気を付けたいのが絶対にMAXに挑戦しないこと。

パワーリフティングのような複数の筋肉を使って上げるフォームと違って一つの筋肉だけで上げるので怪我のリスクが高くなります。ボディビルの最高峰ミスターオリンピアに6度優勝したあのドリアン・イエーツも現役時代に「私は未だに自分のベンチプレスのMAXを知らない」と言っていました。

それくらいMAXに挑戦することが無意味と言いたかったのでしょう。ボディビルの高重量とは何kgとか実際の重量ではなく自分自身のターゲットになる筋肉に強い負荷がかかっていれば高重量なのです。

人に何を言われようと絶対に他人と比較するようなことはしないでください。あくまでも筋量ではなく筋量重視なので8割くらいの重量でスピードとテンポをコントロールしながら焼けつくような痛みと強烈なパンプアップを目指すように集中する事です。

重量重視のパワーリフティングでさえコントロールできない重量は扱いません。MAXから算出したウェイトを強弱をつけながら年間を通してサイクルを組んでコツコツと記録を伸ばしていきます。決して思い付きで練習内容を変えたり、思い付きで重いウェイトに挑戦したりしません。

重量設定は目的と今の自分のレベルをしっかり知った上で選択することが賢明で日々目標に向かってコツコツと努力することが近道になるのです。

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